2004-05-24 ◆スズ価格、13.5%アップ 【ムンバイ】インドの国内錫価格は20日、海外市場の動向に歩調を合わせ、キロ当たり59ルピー/13.50%値上がり、2004年に入って以来最高の495ルピーをマークした。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによると、ロンドン金属取引所(LME)のこの日の錫価格はトン当たり9400米ドルと、今年1月2日の6585米ドルに比べ2815米ドル、約43%アップした。 業界アナリストによると、LME価格は国内価格を上回る急上昇を遂げている。こうした値上がりは1万2000トンの需給ギャップに伴うLME在庫水準の持続的下降によると言う。 アジアにおける供給逼迫とハイレベルな国際需要を背景に国内及び国外の錫価格は引き続き高水準を保つものと見られる。 国内における包装業界向け錫鍍金鋼板(ブリキ)の需要は高まっており、インド錫鍍金鋼板製造業者協会(ITMA:Indian Tinplate Manufacturers Association)の統計によると、国内の年間ブリキ需要は30万トン。食用油・カシュー/加工食品/非食品の3部門が主要市場を成し、向こう5年間年率5%の成長が見込まれている。世界的には昨年消費が供給を1万5000トン上回り、今年は同ギャップが2万トンに拡大するものと予想されている。取り分け東南アジアの需要の伸びが年率8%を超えている。