2004-05-26 ◆改革論者チダンバラム氏、蔵相に復帰 【ニューデリー】国民会議派の急進的改革論者P Chidambaram氏がホットシートに復帰した。蔵相ポストはManmohan Singh首相が予算案発表まで兼務するものと予想されていたが、首相は20日、チダンバラム氏を蔵相に起用する方針を発表、人々を驚かせた。 エコノミック・タイムズが5月23日報じたところによると、チダンバラム氏は1996-98年の間、統一戦線(United Front)政府の蔵相を務め、1997年にインドの第2次経済改革に道を開く『Dream Budget』を国会に上程した。チダンバラム氏が導入した革命的な“自発的所得開示スキーム(VDIS:Voluntary Disclosure of Income Scheme)”は1万クロー(US$22億)の税収増をもたらし、同氏の政策は、インド証券取引局(SEBI)の機能を強化、外国機関投資家(FII)を元気づけ、インフラ開発を活発化させた。統一戦線政府は短命に終わったが、マーケットは依然として同氏を敬愛しており、ボンベイ証取(BSE)のセンシチブ指数(SENSEX)は、チダンバラム氏蔵相就任の報を受け74ポイント・ジャンプした。 チダンバラム氏は、1985-89年にRajiv Gandhi政権の商務及び人事担当国務相、1991-96年にNarasimha Rao政権の商務担当国務相を務めたが、1996年に国民会議派が全インド・アンナ・ドラビダ進歩同盟(AIADMK)と手を結んだ際、国民会議派を脱党、Tamil Maanila Congressに加わった。今回の国会下院選挙では、国民会議派に復帰、タミールナド州Sivaganga区において当選を果たした。