2004-06-07 ◆耐久消費財各社のエアコン販売競争白熱 【ニューデリー】今年のサマー・シーズンもLG、Samsung、Whirlpool、Electrolux、Voltas等のプレーヤーがエアコン市場のシェアを競ったが、これらのプレーヤーらはカレンダー・イヤー2004年の年間販売量が2003年の95万ユニットから125万ユニットに拡大するものと期待している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月2日伝えたところによると、業界観測筋は、「比較的遅くインドの耐久消費財市場に加わったエアコンの耐久消費財販売全体に占めるシェアは数年前には1%に満たなかったが、過去3-4年毎年20%余りの成長を遂げており、冷蔵庫等の他の耐久消費財に比べ良好なパフォーマンスを見せている」と指摘する。 信用格付け会社Investment Information and Credit Rating Agency (ICRA)の業種別分析(2004年4月号)によると、地域別シェアは北部地区が36.9%と最大で、以下西部地区30%、南部地区24.1%、東部地区8.9%と続く(2002年データ)。報告書は北部地区のシェアが大きい理由として、高い気温と高い許容度を掲げている。取り分けパンジャブ州、ハリヤナ州、デリーにこうした傾向が顕著に見られる。州別ではデリーが最大の32%を占め、以下マハラシュトラ州、タミールナド州、パンジャブ州、アンドラプラデシュ州の順。 ユーザー・カテゴリー別では、家庭(household segment)が2002年エアコン需要全体の56.5%を占め最大。商用(commercial segment)は43.5%だった。 家庭部門ではウィンドー・エアコンが全体の64%を占め、またスプリット・エアコンが36%だった。とは言え銀行やレストラン等を中心に商業部門でもルーム・エアコンの需要が拡大している。家庭部門におけるルーム・エアコンのキャパシティーは伝統的に1.5トンが支配的だが、そのシェアは1995年の80%から1998年の70%に下降、2002年にも75-78%に一層縮小したものと見られる。これに対して3-4トンのキャパシティーのスプリット・モデルのシェアが拡大していると言う。