2004-06-11 ◆値下がりでフラットCTV販売急増 【コルカタ】フラットTVが過去1年間に30%近く値下がりする中、インド消費者は80年代半ばに白黒テレビからカラーテレビ(CTV)にアップグレードしたように、今や従来のラウンド・スクリーンからフラット・スクリーンに先を争って転換しつつある。 エコノミック・タイムズが6月6日報じたところによると、都市部や都市郊外では従来型CTVが急速に廃れつつある。インド市場全体としては依然として従来型CTVが大部分を占めているものの、CTV業界は2004年を通じてフラットCTVがCTV販売全体の20%を占めるものと予想している。 Samsung IndiaのR Zutshi取締役によると、従来型CTVとフラットCTVの価格差は数ヶ月前の10%以上から5%前後に縮まった。このため消費者はフラットCTVにアップグレードする大きな誘惑にとりつかれている。 現在、フラットCTV市場はSony India、Samsung、LGにより支配されている。業界アナリストは、フラットCTVセグメントにおける韓国企業2社の急台頭は、奔放な価格戦略によるものと見ている。消費者は現在エントリー・レベルのフラットCTVを6000ルピーで、21インチのベース・モデルを8500ルピーで手に入れることができる。 LG Electronic India消費者用電子部門のCM Singh全国主任によると、21インチ・セグメントは2004年末までに、CTV販売全体の最大部分を占める見通しだが、同セグメントに限ってはフラットCTVが、CTV売上げ全体の60-70%を占めるものと予想される。LGは21インチ・セグメントでは23%の最大シェアを握っている。 CTV価格は向こう2、3年間に少なくともさらに20%値下がりする見通しで、各社は様々な策を講じて白熱する競争の乗り切りを図るものと見られる。Sonyはプロモーシナルな値下げを通じてマーケット・ポジションを強化する見通しだが、LGは4-5モデルを、Samsung8-10種類のフラット・パネルを、最近市場に参入したHaierも21インチ・フラット・セグメントに4-5モデルを、それぞれ投入するものと見られる。しかしアナリストらは、従来型CTVからフラットCTVへの転換期を迎える中で、地元プレーヤーが生き残るのは益々困難になるものと見ている。