2004-06-21 ◆製造業、昨年の賃上げ率10.2% 【ムンバイ】製造業部門は2003-04年に10.2%の賃上げを行った。これは過去5年間を通じて最高の昇給率で、売上げ/純益の成長に対する同業界の楽観的見通しを反映している。 ビジネス・スタンダードが6月17日、製造業部門1200社の年次レポートをもとに作成したデータに基づき報じたところによると、1999-00年と2002-03年の間の製造業部門の賃上げ率は3.61-6.59%だった。 とは言え、2003-04年の昇給率は、税引き前利益の48.79%の伸びを遙かに下回っている。この結果、給与支払額の売上げに占める比率は2002-03年の6.54%から2003-04年の6.24%に縮小した。同比率は2001-02年には7.13%だった。 昨年(2003-04)高率な昇給を行った業種としては、化学、工作機械、殺虫剤、染料/化学、鉄鋼、軸受け、自動車補助産業、商用車部門を挙げることができる。化学部門の2003-04年の昇給率は最高の40.31%、これに対して純益は160%拡大した。以下殺虫剤昇給率38.1%/増益率67.7%、鉄鋼同24.1%/同528.6%と続く。 しかしかつてのベスト・ペイマスター、FMCG(fast moving consumer goods)は需要減退と競争過熱でスタッフ・コストの削減に努めており、パーソナル・ケア部門の給与は3.33%ダウン、純益の伸びは6.88%にとどまった。同様に塗料業界の給与は4.50%、シロモノ業界は20.2%、綿繊維業界は4.76%、それぞれ下降した。 製薬業界の昇給率は前年の20%以上から15.9%に鈍化、多国籍製薬会社は人員削減を進めている。