2004-06-30 ◆BJPのヒンドゥトゥバ回帰に友党懸念 【ニューデリー】インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)のヒンドゥトゥヴァ(Hindutva:ヒンドゥー同一性)回帰に、全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)のかつての友党が懸念を表明している。 インディアン・エクスプレスが6月28日伝えたところによると、BJPは最近、マハラシュトラ州Mumbaiで全国理事会を催した際、党の中核思想としてのヒンドゥトゥヴァの高揚を宣言したが、人民党統一派(JDU:Janata Dal United)やBiju Janata Dal(BJD)等は、BJPの旧路線への回帰に警戒感を示している。 Sharad Yadav前消費者事務相はテレビ番組の中で、「BJPがヒンドゥトゥヴァに後戻りするなら、JDUはBJPとの協力関係に見直しを加える」と語り、先週土曜にはBJD幹部も同様の談話を発表した。 しかしBJPスポークスマンのAbbas Naqvi氏は、「ヒンドゥトゥヴァへの回帰などと言う問題は存在しない」、「BJPは未だかつてヒンドゥトゥヴァを放棄したことがなく、過去も現在もヒンドゥトゥヴァは我々のイデオロギーである」、「友党が懸念するとすれば、コミュニケーション・ギャップに過ぎず、すぐ解消するはず」、「何故ならヒンドゥトゥヴァは文化的ナショナリズムであり、宗教ではない」等とコメントした。 ちなみにAtal Behari Vajpayee前首相は、BJP理事会におけるM Venkaiah Naidu党首のヒンドゥトゥヴァ発言に触れ、「バーラティヤタ(Bharatiyata:インディアン同一性)とヒンドゥトゥヴァは一つであり、何ら変わりはない」と語った。