2004-07-07 ◆首相、前首相の助けで国会の混乱収拾 【ニューデリー】いわゆる汚職閣僚の排除を求める野党の実力行使で上下両院が審理不能に陥った5日夕刻、Manmohan Singh首相は、インド人民党(BJP)古参指導者Atal Behari Vajpayee前首相に電話で混乱収拾への協力を要請、その結果、昨日6日には予定通り鉄道予算の国会審理が行われた。 デカン・ヘラルドが7月6日報じたところによると、5日にはイラク問題等の国会審理が予定されていたが、上下両院においてそれぞれ新選出議員の宣誓が行われた後、BJPを初めとする野党議員は一斉に「汚職閣僚を排除し、国を救え」と言ったスローガンを唱え、演壇を取り囲んで、議事を妨害した。議長は関係問題を審議することを約束、議席に戻るよう求めたが、野党議員らは聞き入れなかった。このため暫時休憩、その後再開したが同じ状況が繰り返されたことから、議長は会議の延期を宣言した。 ザ・ヒンドゥーが7日伝えたところによると、6日にはLalu Prasad鉄道相が、予定通り乗車料金や運賃の値上げ案を含まぬ国民にフレンドリーな鉄道予算案を下院に上程した。新年度鉄道予算案は、前政権の鉄道建設計画や福祉政策もそのまま継承していると言う。