2004-07-09 ◆ONGC、石化・発電事業等にUS$66億投資 【ムンバイ】国営石油・ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、1液化天然ガス(LNG)ターミナル、1ミニ製油所(グジャラート州Ankleswar)、2石油化学コンプレックス、2発電所の建設に向こう3-4年間に3万クロー(US$66.23億)を投じる。 ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが7月7日報じたところによると、ONGCのSubir Raha会長兼MDは5日催された証券アナリストらとの会議の席で以上の計画を明らかにした。 それによると、年間処理能力1000万トンのLNGターミナルはカルナタカ州Mangaloreに設けられる。 LNGの一部はは建設が計画されているタミールナド州Ennoreの1000MW(メガワット)発電施設とマンガロールの1445MW発電施設の燃料として用いられる。 ONGCは東部海岸地区に各5000クロー(US$11.04億)前後を投じ、2つの石油化学コンプレックスを建設する計画で、LNGは石油化学事業の原料としても用いられる。マンガロールは石油化学コンプレックスの候補地としても検討されている。 LNGの余剰はマンガロール近郊の顧客に直接販売する。LNGターミナルの工期は30ヶ月、石油化学コンプレックスと発電施設の工期は各36ヶ月を要する。ONGCはExxon Mobil及びカタールのRasGasを含む国際サプライヤーとLNGの輸入交渉を進めている。また事業の前方統合化計画の一環として原油とLNGの海運ビジネスに参入する。 以上の目的は、エネルギー・バリュー・チェーン全体の主要プレーヤーに成り、周期的景気変動のリスクを軽減、安定した収入を確保することに有る。 上記の投資とは別に、インド国内における石油・ガス事業に1万クロー(US$22.08億)、海外におけるそれに5000クロー(US$11.04億)を投資する。 アンドラプラデシュ州Tatipakaに設けた製油所の年産能力も60万トンから120万トンに拡張する。グジャラート州Ankleshwarに設けるミニ製油所のキャパシティーは15万トンになる。 付加価値石油製品の小売ビジネスに進出することも計画しており、このためマハラシュトラ州Uranでガソリンを、グジャラート州Haziraでディーゼル油を生産する。この他、航空タービン燃料の試験生産も最終段階を迎えていると言う。