2004-07-23 ◆デリー/ムンバイ空港近代化計画に入札意向書10件 【ニューデリー】ムンバイとデリーの空港近代化プロジェクトには、7月20日午後5時の締め切りまでに内外の10コンソーシアムがインド空港局(AAI:Airport Authority of India)に入札意向書(EOI:expression of interest)を提出した。 インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月21日民間航空省筋の言を引用し報じたところによると、EOIを提出したものには、Reliance Airport Developers、DLF、Essel、Larsen & Toubro (L&T)、GVK、D.S. Construction Ltd、Videocon、Bharti Enterprises、Macquaire Bankが含まれる。 海外在住インド人がプロモーターを務めるDS Constructionは米国拠点のJohn Laingと手を組んだ。後者は英国Heathrow空港における総額4億7000万米ドルのプロジェクト2件を手掛けるLaing O' Rukグループに属している。同英国企業はドゥバイ空港の拡張計画も手掛けている。空港管理に関してはやはりLaing O' Rukグループ傘下のMunich Airport Ltdが引き受ける。 Esselは、イスタンブール/アンカラ/テヘラン国際空港の管理を手掛けるトルコ企業TAVグループと手を結んだ。Esselは“Essel World”及び“Water Kingdom”ブランドのテーマパークを経営する子会社Pan India Paryatan Ltdを通じてEOIを提出した。 Videoconはシドニー空港を経営するオーストラリア企業Mydhway Corporationと提携。建設についてはUK Infrastructureのアドバイスを受ける。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインによると、L&TはPiramal Enterprises及びドイツ企業Airport GmBHとコンソーシアムを組織してムンバイ空港に入札する一方、デリー空港プロジェクトについてはBharti Enterprises/Changi airportチームに合流する。 インディアン・エクスプレスによればL&TはPiramal/Fraport/GMRとコンソーシアムを組織した。GMRはバンガロール空港の再開発を請け負っている。 ハイデラバード空港の開発を手掛けるGVKは、南アフリカのAirports Company of South Africaと共同でEOIを提出した。 Bharti EnterprisesはシンガポールのChangi Airport Managers and Partners (Champs)と合弁を組みEOIを提出した。 デリー拠点の建設会社DLF、オーストラリアのMacquaire Bank、そしてRelianceのパートナーは明らかでない。 民間航空省/大蔵省/法務省/政府持分処分省を含む関係省庁の代表から成るIMG(inter-ministerial group)は、今月末までにEOIを審査する。財務コンサルタントを務めるABN-Amroが、入札資格基準や政策ガイドラインに基づきEOIに点検を加え、技術入札及び価格入札の資格を審査する。 特別閣僚グループ(EGOM:empowered group of ministers)は今年末までに落札者2チームを選考する。ガイドラインの下、同一企業が双方の空港プロジェクトを請け負うことはできない。