2004-07-23 ◆DVDプレーヤー市場、数年内に5倍に拡大 【ニューデリー】インドのDVD(digital versatile disc)プレーヤー市場規模は、製品知識の向上や値下がりに伴い現在の年間凡そ100万ユニット台から向こう数年間に500万ユニット以上に拡大するものと予想される。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月21日報じたところによると、インドのVCD(video compact disc)/DVDプレーヤー市場は依然規模が小さいため、業界アナリストらは今後高成長を遂げるものと予想している。 消費者用電子/TV製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and TV Manufacturers Association)オフィシャルによると、組織部門(organised sector)だけで月間7万ユニットのDVDプレーヤーが販売されている。税コストを含め価格は30%近く下降しており、課税率が一層下降すれば、値下がりに弾みがつく。 信用格付け会社ICRA(Investment Information and Credit Rating Agency)の調査報告によれば、世界的にはDVDプレーヤー市場の成長が、VCDプレーヤー市場の成長を上回っているが、インド国内ではその反対の現象が生じている。これには価格に敏感なインド消費者の購買性向と、安物DVDソフトウェア(オーディオ/フィルム・タイトル)の信頼性の低さが反映されているものと見られる。したがってDVDハードウェア及びソフトウェアの値下がりと、製品知識の向上に伴いDVDプレーヤー市場の成長は加速する見通しだ。 VCDプレーヤー市場規模は2001年(カレンダー・ヤー)には、組織部門30万ユニット/非組織部門35万ユニット合計65万ユニットだったが、2002年には組織部門135万ユニット/非組織部門265万ユニット合計400万ユニットに拡大した。 スタンド・アローンのVCDプレーヤーを販売する組織部門の主要ベンダーには、Oscar/Videocon/T-Series/Beltek/Thomson/Bestavision/Texlaが含まれ、この種のベンダーのプレーヤー価格は2000-8000ルピー。しかしグレーマーケットにおける価格はこれを下回る。また過去2年間には中国企業が地元企業と提携し、その製品をインド市場に紹介している。各社の市場シェアは、2002年にはOscarが37%でトップ、Videoconが18.5%で2位だった。 これに対してカレンダー・イヤー2001年のDVDプレーヤー市場規模は、組織部門1万9000ユニット、非組織部門1万1000ユニット、合計3万ユニットにとどまった。主要ベンダーとしては、BPL/Samsung/LG/Philips/Thomson/Onkyoが挙げられる。しかしグレー・マーケットでもPioneer/Panasonic/Sony等のブランド品が販売されている。この年の各社の市場シェアは、BPLが31.6%でトップ、以下Samsung23.7%、Philips21%と続く。