2004-08-11 ◆100ccバイク、近く2000ルピー値下がり 【ムンバイ】スチール、プラスチック、アルミニウム等のインプット・コストが上昇し、これまで経済成長を牽引して来た低金利体制の終焉が予想されているにも関わらず、二輪車メーカーは、向こう数ヶ月間に100ccセグメント・モーターサイクルをさらに2000ルピーほど値下げする見通しだ。 エコノミック・タイムズが8月9日伝えたところによると、二輪車メーカーらが125ccセグメントにアグレッシブな価格設定を行う中で、100ccエグゼクティブ・セグメント・モーターサイクルの価格に下方圧力がかかっている。 マハラシュトラ州Mumbai拠点の証券アナリストは「Hero HondaとTVSはこれまで、市場シェアの防衛に成功して来たが、目下直面する他社の攻勢を乗り切るためには値下げは避けられず、20-30%のマージン下降を覚悟せねばならないだろう」とコメントした。 アナリストらによると、もともとエグゼクティブ・セグメントにさしたるプレゼンスを有せぬBajaj Autoは同セグメントの価格戦争からさしたる打撃を受けないものと見られる。割安の100ccと高めの125cc双方に跨るHero HondaのPassion及びSplendorモデルは目下月間合計14万台余り販売されているが、125ccキャパシティーの製品を100cc並の価格で販売すると言う他社の戦略は、Hero Hondaに深刻な圧力を及ぼすものと見られる。エグゼクティブ・セグメントを支配するHero Hondaの市場シェアは2004会計年度上半期に下降したが、アップグレード・モデルの発売を通じ下半期には盛り返した。 今年9月にはHonda Motorcycles and Scooters Indiaが、2006年にはスズキがモーターサイクル市場に参入することから、マージンの一層の下降と既存二輪車メジャーのパフォーマンスへの影響が予想される。各社が続々新モデルを投入する中で顧客はより幅広い選択の機会を享受しているが、各モデルのライフ・サイクルは益々短かくなりつつある。こうした中でHero Hondaの最大の売れ筋Splendorは、長期にわたりトップ・セラーの座を維持している。Hero Hondaは1986-1996年の10年間に僅か15種類のベーシック・モデルを発売したに過ぎないが、市場筋によると、2005年には新たに12モデルが市場に投入される見通しと言う。