2004-08-11 ◆ソニー、CTVの生産停止 【ニューデリー】最近、ハリヤナ州Dharuhera工場におけるオーディオ製造業務の停止を宣言したSony India Pvt. Ltdは、カラー・テレビジョン(CTV)の製造も暫時停止した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが8月6日報じたところによると、Sony IndiaのMohit Parasher重役(セールズ&マーケッティング担当GM)は“WEGA”新モデル発表会の席上、以上の消息を語った。それによるとオーディオ製造部門の閉鎖は事業再編計画の一環で、同部門従業員には6月に依願退職パッケージをオファーした。CTVの生産も6月以来停止しているが、目下のところCTV製造部門の将来を検討中で、現状では、閉鎖するか否か明言できないと言う。 業界筋によると、Dharuhera工場の操業は全面的にストップ、全従業員に依願退職パッケージがオファーされている。これまでインドに80クロー(US$1730万)を投資した同社は今年6月、国内市場の45%のシェアを握るオーディオ部門の製造業務を恒久的に停止した。今ではタイを含む多くの国からオーディオ製品を輸入している。CTVについてはこれまで14-29インチのWegaレーンジ・フラットCTVをDharuhera工場で製造して来た。今後はCTVも全量輸入される可能性が有る。 アナリストらは、Sony Indiaがインドとタイ間の自由貿易協定(FTA)を配慮し、CTVの生産を停止したものと見ている。この点に関して同社は決してFTAのみが理由ではないとしている。 昨年800クロー(US$1.73億)の売上げを実現したSony Indiaは、今年は営業額の50%増を目指し、アグレッシブな市場戦略を準備している。取り分けディスプレー製品(LVD/プロジェクション/プラズマTV等)とデジタル画像処理製品(digital imaging products:スチル・カメラ/ハンディカム)に照準を合わせており、同社幹部は「プロジェクションTV市場における年率300%の成長を目指している」と語った。