2004-08-16 ◆アセロー、Saw Pipesと合弁で特殊鋼製造 【ニューデリー】年商260億ユーロ、世界最大の鉄鋼メーカー、Groupe Arcelorは12日、Jindalグループ傘下の鋼管メーカー、Saw Pipes Ltd(SPL)と、新会社IUP-Jindal Hexa Metals Ltd(IJHML)を設立する合弁契約に調印した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが8月13日報じたところによると、新会社IJHMLの当初資本金は10クロー(US$216万)で、アセローのステンレス・スチール及び合金部門子会社Imphy Ugine Precision (IUP)が27%、SPLが73%、それぞれ出資する。 IJHMLの会長を務めることになったIUPのFrancis Vassort会長兼CEOによると、新会社はハリヤナ州Rohadに1500万米ドルを投じて新工場を設ける。この内1200万米ドルは固定資産投資、残りの300万米ドルは運転資金に充当される。新会社はステンレス・スチール、ニッケル合金精密鋼帯、繊維機械/時計/電機業界向け付加価値製品を年間1万3000トン製造、域内の需要に応じる。 欧州で製造した鉄鋼製品をインドに輸出するのは、経済性を有しないが、アセローはそのためにここ数年間にインドに生じるビジネス機会を逸することを望まない。既に用地は確保しており、新会社は200人を雇用する予定だ。 合弁会社の設立は、インドにおけるプレゼンス拡大を目指すアセローの多角的計画の一環を成している。グループはインドでさらに多くの事業を計画している。ステンレス・スチール部門のIUPは、ステンレス・スチール関連の合弁会社を設立するが、アセローの他の部門は、それぞれ専門とする領域の事業をインドで展開する。例えば条鋼部門は、条鋼領域の地元企業と商談を進めている。 アセローのGuy Dolle重役(CEO)は、今年6月にインドを訪れた際、ブラジル第2の粗鋼メーカーCompanhia Siderurgica de Tubarao (CST)の買収が完了したなら、インドとロシアにおける企業買収の機会を探ると語っていた。 SPLのP.R. Jindal会長によると、SPLは傘下のSwastik Foils部門を新会社に注入、これに対してIUPは特殊機械設備と関係技術を提供すると言う。