2004-08-18 ◆鉄鋼産業、向こう7-8年間にUS$162億投資 【ムンバイ】インド鉄鋼産業は向こう7-8年間に7万5000クロー(US$162.1965億)を投じ、年産能力を6000万トンに拡大する見通しだ。 ビジネス・スタンダードが8月14日伝えたところによると、インド鉄鋼連盟(ISA:Indian Steel Alliance)のMoosa Raza会頭はこのほど以上の見通しを語った。それによると、国営のSteel Authority of India Ltd (SAIL)は向こう8年間に2万5000クロー(US$54.0655億)を、やはり国営のRashtriya Ispat Nigamは1万8000(US$38.927億)を、民間鉄鋼各社は向こう5-6年間に3万クロー(US$64.8786億)以上を、それぞれ投資する計画だ。民間部門ではTata Steel、Jindal Iron & Steel Company、Essar Steel等が、向こう数年間の拡張計画を発表している 業界筋は、「大部分の鉄鋼一次生産者が事業拡張を計画、需要も旺盛なことから二次メーカーや下流部門業者も設備拡張に本腰を入れており、この種のレベルにおける投資も莫大な額にのぼる。鉄鉱石や石炭等の原料供給の確保を目指す後方統合化のための投資も拡大するだろう」と予想した。 アナリストによると、鉄鋼会社は投資の大部分を内部留保金で賄うことができるため、このことも投資に拍車をかける見通しだ。 しかしISAは、その一方で「鋼材輸入に対する関税の引き下げは、鉄鋼産業の投資意欲を喪失させる。インドの鉄鋼輸入関税は既に最低レベルにあり、一層の引き下げは鉄鋼産業の成長鈍化を招き、消費者にも利益を及ぼさない」と警鐘している。