2004-09-01 ◆Carrier India、経営陣一新 【ニューデリー】Neville Moos会長兼MDの退陣に続き、G Raghavan社長が辞表を提出、マーケッティング主任も退社した。Carrier Indiaトップ・マネージメントのこうした激震は、インド・エアコン市場に過去数年間に生じた変貌の一挿話と言えそうだ。 エコノミック・タイムズが8月30日伝えたところによると、1990年代後期、インド・エアコン市場トップの座をLGに奪われたCarrierの苦境は、Voltasのエアコン市場復帰や少なからぬ新規参入者により、一層深まった。Carrierは依然として利益を計上していると述べているが、業界観測筋はMoos会長の退陣には同社の業績悪化が関係していると見ている。米国におけるCarrierの親会社UTCに勤務していたVidu Kulkarni氏がMoos氏の後任として着任した。 Carrierはタックス・ヘブンのステータスを失ったDaman工場を先月閉鎖、同工場のエアコン製造業務をGurgaon工場に移した。後者はコンプレッサーの製造をこれまで手掛けて来ており、Gurgaon工場の稼働率は2倍にアップするはずだった。しかし同社はDaman工場の閉鎖は生産削減計画の一環と述べており、昨年のコンプレッサー販売拡大の努力は報われなかったようだ。