2004-09-22 ◆サウラシュトラ県プラスチック企業、存亡の危機に 【ラジコット】ポリマー価格の高騰でグジャラート州Saurashtra県を拠点にするポリマー・ベースのプラスチック企業750社中340社が操業停止の瀬戸際に立たされている。 ビジネス・スタンダードが9月20日報じたところによると、サウラシュトラ・プラスチック製造業者協会(SPMA:Saurashtra Plastic Manufacturers' Association)のKiritbhai Vyas事務局長は同紙に以上の消息を語った。それによると国内のプラスチック製品の約67%がグジャラート州内で製造されているが、これらの企業に合理的価格でポリマーを供給するシステムは存在しない。ポリマーが多少に関わらずさらに値上がりするなら州内のプラスチック製品製造業者は操業を停止せざるを得ない。 グジャラート州内にはミルク・バッグやオイル・バッグ等、ポリマー・ベースのプラスチック製品を製造する業者が900社ほど存在する。また1800社が履き物、歯ブラシ、櫛の製造を手掛け、600社がポリ塩化ビニール(PVC:polyvinyl chloride)パイプや様々な農業灌漑用品を製造している。これらの業界に直接、間接に就業するものは10万人を超える。こうした企業の90%は小規模経営で、25%は納屋や小屋を仕事場にしている。 SPMAは長期にわたりサウラシュトラに製品検査施設を設けるよう求め来たが、まだ実現されていない。現在は州都Ahmedabadで製品検査を受けており、その負担は極めて大きい。 必要とされるポリマーの50-60%は国産品だが、残りは輸入に依存している。政府が輸入関税を20%から5%に引き下げるなら、ポリマー価格は下降するはずである。 国内ポリマー・メーカーは月に3回、低密度ポリエチレン(LDPE:low density polyethylene)やPVCポリマーの価格に見直しを加えている。ポリマー価格は2003年8月のトン当たり4万8970ルピーから2004年8月の同7万3689ルピーに過去1年間に50%以上値上がりした。国内メーカーは国際価格の変動を予想して、その価格を改めている。政府は何ら統制を行っていないが、石油化学産業にも独占禁止取引慣行法(MRTPA:Monopoly Restricted Trade Practice Act)を適用すべきだと言う。