2004-10-08 ◆Tecumseh、中国コンプレッサー市場開拓 【チェンナイ】年商20億米ドルのナスダック登録企業Tecumseh Products Companyのインド子会社Tecumseh Products India Private Ltd(TPIPL)は、世界最大規模のエアコン・メーカー珠海格力集団公司(Zhuhai Gree)に少量のレシプロ・コンプレッサーを輸出、中国市場開拓の第1歩を踏み出した。 ザ・ヒンドゥーとエコノミック・タイムズが10月5/6日報じたところによると、TPIPLのVipin Sondhi重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、TPIPLは2004年を通じて4万-5万ユニットのコンプレッサーを中国に輸出、2005年には15万台に拡大することを目指している。 中国は中東エアコン市場の開拓に乗り出しているが、中東地域では高温に耐えられるレシプロ・コンプレッサーが主流になっている。しかし中国では専らロータリー・コンプレッサーが製造されており、レシプロは製造されていない。中東市場には米国メーカーが強力なプレゼンスを築いているため、中国メーカーが同市場に足場を築こうと思うなら、品質面の妥協は許されない。こうした状況はTPIPLが中国市場に進出し、中国のOEM(original equipment manufacturers)と提携するにはおあつらえ向きと言える。 中東のエアコン市場規模は年間100万台前後で、ほぼインドに等しい。低価格な中国製品の流入で中東市場は今後大きく変貌するものと見られ、これまで中東市場に進出した米国エアコン・メーカーにコンプレッサーを供給して来たTPIPLは長期的、また戦略的見地から中国市場の開拓に着手したと言う。 TPIPLはアンドラプラデシュ州Hyderabadの工場で1-2.5トン・エアコン用のレシプロ・コンプレッサー約60万ユニットを製造、内40万ユニットを輸出している。