2004-10-11 ◆XL Telecom、京セラ向け携帯端末初出荷 【ハイデラバード】インド製携帯電話端末“Kyocera Balde”を近く初出荷するアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の契約製造業者XL Telecomは、今年(2004-05)の通信機器売上が昨年(2003-04)の250クロー(US$5451万)から750クロー(US$1.635億)に拡大するものと期待している。 エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが10月7/8日、XL TelecomのDinesh Kumar重役(MD)の言として報じたところによると、京セラ向けに月間1万セットを製造している他、ナイジェリアの電気通信会社Multi Linksからも250万ユニットの注文を得た。今年はナイジェリア、イエメン、その他の諸国向け通信機器の輸出売上が7000万米ドルを突破するものと予想される。 京セラのICT子会社Kyocera Wirelessは、カルナタカ州Bangaloreに設けたソフトウェア開発センターの人員も含め世界的に3000人を雇用しているが、XLハイデラバード工場の3本の組立ラインだけで500人が就業している。 XLはまた米国企業AccessTel Incと組み、Bharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)が募集した100万回線の固定無線端末(FWT:Fixed Wireless terminal)入札に応札する。BSNLはL1業者に50%、L2業者に30%、L3業者に20%の契約を発注するものと予想される。 一方、インドでは数少ない通信業界向けSMPS(switch mode power supply)変圧器の納入業者として知られるXLは向こう10ヶ月間に予定する公開公募(IPO)に先だって、米国企業Corning Incが保持する30%の自社権益を6ヶ月以内に買い戻す。Siemens AG傘下のRXSが1985年にXLに出資したが、CorningがRXSを買収したため、現在はCorningがXL権益を保持している。XLは1株当たり25ルピーをCorningに支払う。現在、Industrial Development Bank of India(IDBI)/Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)/Industrial Finance Corporation of India(IFCI)3行が別に合計30%のXL権益を握っている。