2004-10-13 ◆組織部門プレーヤーがDVD市場で急成長 【ムンバイ】DVD(digital video disc)駆動装置が50%値下がりし、より多くのインド消費者の手が届くようになったことから、PhilipsやOnida等の組織部門(organised sector)プレーヤーが、今年は目覚ましい成長を遂げるものと予想される。 エコノミック・タイムズが10月12日報じたところによると、Philipsは、グレー・マーケットにおけるDVD及びVCD(video compact disc)製品に対抗するため、DVD駆動装置価格を5990ルピーから3990ルピーに引き下げた。これに伴いVCD駆動装置メーカーもそのセット価格を4000ルピーから2000ルピーに引き下げを強いられた。業界観測筋はDVD駆動装置価格は今年末までにさらに25%下降するものと予想している。この結果カレンダー・イヤー、2004年通年のDVD駆動装置販売量は、昨年の4万5000ユニットから100万-150万ユニットに激増するものと予想される。 Philips IndiaのD Shivakumar重役(ED/上級副社長)によると、組織部門メジャーのDVD駆動装置値下げとソフトウェア(DVDフィルム)の値下がりにより、VCDからDVDへの急速なシフトが生じるものと予想される。組織部門におけるDVDソフトウェアの価格は350ルピーから250ルピーに下降、レンタル料も25-100ルピーとなっている。ちなみに昨年のVCD駆動装置の販売量は400万ユニットに達した。 DVD駆動装置は1年前には1万5000-2万5000ルピーしたが、今では1万ルピーを割り込み、ローエンド製品は4000ルピー台になっている。グレー・マーケットでは2500ルピーで手に入り、業界筋によると、中国では僅か35米ドル(1700ルピー)で販売されているため、中国製品を輸入販売することも可能と言う。 現在、PhilipsがDVD駆動装置市場の50%のシェアを占めている他、Onida、Samsung、LG等が、同市場をリードしている。この他、Oscar、Beltek、Salora Industry等のリージョナル・プレーヤーも存在する。