2004-10-25 ◆インド、世界の主要な特殊化学品輸出国に 【ムンバイ】Bayer、Clariant、DuPont、Sun Chemicals等の多国籍化学企業が、インドからのソーシングを拡大する中で、インドは世界の低価格特殊化学品輸出国のトップ・ツーとして浮上しつつある。 ビジネス・スタンダードが10月23日、McKinsey & Companyの最新調査レポートを引用し伝えたところによると、インドは2002-03年に特殊化学品約20億米ドルを輸出したが、2015年には120億-150億米ドルに拡大する見通しだ。こうした輸出の大きな部分は製造拠点をインドに移転した多国籍企業により占められる。Rohm & HaasやDegussaは既にインドに製造拠点を設けており、Bayer、Clariant、DuPont等はインドを中間体の主要なソーシングハブと見なしている。Sun Chemicalsもインク中間体のインドにおけるソーシングを開始した。 西側諸国の化学メーカーは過剰設備を抱え、収益に下方圧力を受けている。このことが多国籍化学メーカーがインドに製造拠点を移す1つの理由にもなっている。この他、米国で多くの医薬品の特許期限が切れたこと、また欧州における農業化学品の再登記が必要になったこともインドに製造拠点を移転する理由と考えられると言う。