2004-10-29 ◆シーメンス、市場戦略転換しマス家電市場に照準 【チェンナイ】Siemens製家電製品の流通を手掛けるRBS Home Appliances(RBSHA:旧社名BSH Home Appliances)は、ハイエンド製品に照準を合わせたこれまでの戦略を転換し、マス・マーケットの開拓に乗り出した。 エコノミック・タイムズが10月28日報じたところによると、RBSHAのVipul Raval重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると同社はこれまで洗濯機はフロント・ローディング・モデルのみ、冷蔵庫は300リッター以上の霜取り不要モデルのみを手掛けて来たが、近く270リッターの直冷式冷蔵庫を発売、マス・マーケットの開拓に乗り出す。価格は1万4990ルピー、低電力消費型の無停電電源装置(USP:Uninterruptible Power Supply)を装備した同モデルは、同種の製品に比べ25%以上電力省費を節約できる。 この日お披露目された6種類の新製品には、この他、家庭用冷凍機が含まれる。Raval氏によると、冷凍機はこれまで商用と見なされて来たが、電子レンジ同様間もなく家庭用品の仲間入りをするものと見られる。 同社は当初グジャラート州Ahmedabadに“Siemens Appliances Park”の開発を計画、15万平方フィートの土地も確保したが、同社が照準を合わせたニッチ市場における販売ボリュームが拡大せず、製造施設を設ける計画を棚上げした。製造施設の建設は十分な需要が存在して初めて実行可能だが、今後3年間にそのような需要が生じる可能性はない。現在同社はその製品をドイツ、スペイン、中国等から輸入している。 現在、デリーの他、南部と西部にプレゼンスを築いているRBSHAは、近く北部、東部、及び北東部市場の開拓に乗り出す。 RBSHAはまた来年末までに全国に専門店20店を設ける計画だ。これらの店舗はシーメンス製家電製品のショールームの役割も担う。第1店舗はタミールナド州Salemに、次いでカルナタカ州Bangalore、アンドラプラデシュ州Hyderabad、ハリヤナ州Gurgaon、マハラシュトラ州Mumbaiに設けられる。 RBSHAの昨年の営業額は40クロー(US$872万)を記録した。今年は25-25%の成長が見込めると言う。