2004-11-01 ◆外国銀行の地元銀行支配権益取得も可:蔵相 【ムンバイ】インド政府は、外国銀行が国内民間銀行の最大10%までのシェアを毎年取得し、数年かけて支配権益を握ることを認める。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが10月30日伝えたところによると、P. Chidambaram蔵相は29日催されたDena Bank Corporate Centre開所式の席上、以上の消息を語った。それによると銀行には効率的経営を可能にするサイズ、規模の経済性を実現することが求められる。政府は公共部門銀行が統合し、また公共銀行が民間銀行を買収することを歓迎する。 外国投資家の国内銀行における議決権には10%の上限が設けられているが、政府は、株式の持ち分に応じて議決権を付与するため、関係法案を国会に上程する計画だ。 現在国内銀行市場の大きな部分は公共部門により支配されているが、政府は外国及び民間銀行にも平等な競争環境を醸成することを望んでいる。真の競争市場は、政府が何れの側にも肩入れせぬことにより初めて実現する。政府は外国銀行がインド市場に進出し、その事業を拡張することを歓迎する。これには買収も含まれる。公共部門企業は政府に依存せず、市場で必要な資金を調達すべきである。しかし政府は引き続き公共部門銀行の51%のシェアを維持すると言う。 この日またNational Stock Exchange (NSE)創設10周年式典で挨拶した蔵相は、「インドは統制や規制を解除し、金融市場を開放、証券会社/投信/保険会社を含む外国企業の進出を認めるべきである」と語った。それによると商業/工業領域で実現したことは金融領域でも実行できる。それにより国内金融市場の奥行きを深めることができるだけでなく、インドを金融事業のパワーハウスにすることができると言う。