1995-10-07 ◆<星>9月の域内成長見通し、香港/台湾除き堅調 【シンガポール】アジア太平洋地域の経済見通しは、香港/台湾を除き堅調を維持している。 ロンドン拠点のコンセンサス・エコノミクス・インクが9月に実施した調査によれば、95年の国内総生産(GDP)成長見通しは8月の調査に比べ中国/インドネシア/タイが0.1%ポイント、マレーシア/韓国が0.2%ポイントそれぞれアップ、オーストラリア/日本/ニュージーランド/シンガポールは不変で、香港、台湾はそれぞれ0.2%ポイントと0.1%ポイント下降した。アジア太平洋地域全体の今年通年の予想成長率は北米ど同じ2.9%で、欧州の2.7%を上回った。日本を除く東北アジア(中国/香港/韓国/台湾)の今年の成長見通しは8.6%、東南アジアは7.6%で、6カ月前の見通しに比べ、それぞれ0.4%ポイントと0.2%ポイント・アップしている。 しかし日本、オーストラリア、ニュージーランドの成長見通しは1.3%ポイント・ダウン、アジア太平洋地域全体の成長の足を引っ張った。しかし日本の来年の経済見通しは、円の対米ドル相場の軟化、短期金利の引き下げ、最近の財政政策パッケージにより顕著に改善、北東アジア及び東南アジア経済の成長鈍化に関わらず、アジア太平洋地域の成長率は3.5%に加速するものと予想されている。(BT:10/6)