1995-10-09 ◆<星>公益事業局幹部を収賄容疑で起訴 【シンガポール】シンガポール公益事業局(PUB)のチョイ・ホンティム副局長(副CEO:58歳)が7日、収賄容疑で起訴された。 チョイ被告は1974年以来PUBの入札等に絡んで少なくとも2460万Sドルの賄賂を受け取った疑いが持たれている。この日地裁に提出された起訴状によれば、被告は1974年に部下のリー・ペンシオン(62歳:84年にオーストラリアに移住、現在同地で企業グループの会長を務めている)等と謀議し、ケーブル敷設工事を落札したVanscoエンジニアリングから毎年20%の利益分与を受ける約束を取り付けた。また1983年に国際入札の応札業者5社(丸紅/トーメン/BICCケーブルズ/シーメンス/ピレッリ)中3社から入札情報(入札書類を取得した業者の数、予想落札価格、予想される競争者、将来の入札工事計画等)提供の代償として少なくとも2460万Sドルの賄賂を受け取ったとされる。被告はさらにこれら5業者がプロジェクトをスムーズに進めることができるよう、情報や支援を提供した謝礼として1987年12月から今年4月の間にリーを通じて33万3096~1220万HKドル(S$8万158-234万)を受け取った疑いが持たれている。 チョイ被告は汚職調査局(CPIB)が今年7月に関係容疑の捜査に乗り出した直後に、シンガポールから逃亡したが、偽造パスポートが露見し、先月香港で逮捕された。(ST,LZ:10/8)