2004-11-29 ◆KPIT、組み込みVLSI市場に進出 【バンガロール】少なからぬインドの情報技術(IT)企業が組み込み超大規模集積回路(VLSI)市場に注目しており、マハラシュトラ州Pune拠点の小規模プレーヤー、KPIT Cummins Infosystemsも、最近同市場への進出を果たした。 エコノミック・タイムズが11月27日伝えたところによると、数千乃至数十万の電子コンポーネントを1枚のチップに搭載したVLSIは、インド企業に大きなビジネス機会を提供するものと期待されており、WiproやSatyam等のテア1ベンダーばかりでなく、中小プレーヤーも同市場への進出の機会を探っている。 KPITは、排気、電気等、自動車関連のノン・エンターテインメント情報機器に関係しており、この種の機器市場は270億米ドルの規模を有すると見積もられている。KPITのVLSI部門は現在160人のスタッフを擁し、同社のトップ・ラインに約10%貢献している。 KPITのRavi Pandit重役(MD)によると、KPIT Cumminsの自動車部門は、ハードウェア・エンジニアリング及び組み込みソフトウェアに照準を合わせている。組み込みソフトウェアは、伝動機構/エンジン制御/車体エレクトロニクス(body electronics)/DIS(driver information system)等の自動車エレクトロニクスと密接な関係を有する。KPITが組み込みVLSI市場に進出したのは、Cumminsのエンジン制御に関わる業務を引き受けたのが切っ掛けと言う。