2004-12-08 ◆二輪車メーカー、値上げ準備? 【ムンバイ】インプット・コストの上昇から、指導的二輪車メーカーに対する値上げ圧力が高まっている。 エコノミック・タイムズが12月6日伝えたところによると、Bajaj Auto Ltd(BAL)は1-2%の値上げを検討、Hero HondaとTVS Motorsも価格に見直しを加えている。しかし業界観測筋は、「この種の伝聞は、メーカーらが在庫を一掃するために流した煙幕」と一蹴した。 確かに過去1年間、熾烈な競争がモーターサイクルの値上げに歯止めをかけて来た。しかしスチール、プラスチック、メタルのコストは過去数ヶ月上昇し続けている。TVS MotorsのR Chandramouli副社長は「コスト・プレッシャーは3-4%だが、我々はこうした圧力を顧客に転嫁することなく、全て吸収して来た」と語る。 バイク・メーカーらは、エントリー・レベル・モデルの値下げに依存した当初の市場戦略を転換、ハイ・マージンなエグゼクティブ・セグメントやプレミアム・セグメントに販促の重心をシフトしている。これにはベーシックな100CCモデルの伸びが峠に差し掛かり、横這いになったことも関係している。 こうした中で、BALはプレミアム・セグメント“Pulsar”新モデルの価格を、従来のものより500-600ルピー高目に設定して発売した。同社は現在月間2万3000台ほどのPulsarを販売している。 メーカーらは、需要を喚起し、しかも最大限の収益を実現する方策を模索しており、無利子融資はその1つ。 一方、モーターサイクルの二輪車販売に占めるシェアは1年前の74%から76%に拡大した。過去数年のモーターサイクル販売の伸びは農村市場の拡大と、より大きなパワーを求める若者の潮流に支えられて来た。しかし4ストローク・エンジンを搭載したより多くのスクーターが紹介される中で、モーターサイクルとスクーター間の競争も高まっている。