2004-12-13 ◆Gail、コルカタ市内ガス供給事業参加見合わせ 【コルカタ】Gail (India) Ltdは、西ベンガル州Kolkata市内のガス・パイプライン網を所有する州政府傘下のGreater Calcutta Gas Supply Corporation Ltd (GCGSCL)の買収を見合わせ、コルカタとその周辺におけるガス供給事業への参加計画を放棄した。 ビジネス・スタンダードが12月10日伝えたところによると、GAILはコルカタ市内の独占的なガス・パイプライン敷設権を保持するGCGSCLに強い関心を抱き、コルカタ周辺に天然ガスの供給源が存在しないにも関わらず、財政/技術面のデューディリジェンスを行った。しかしGAILのProshanto Banerjee会長兼MDは、ビジネス・スタンダードに対し、「GCGSCLの自己資本はマイナスで、この種の企業を買収しても如何なる付加価値も期待できない」とGCGSCLを買収せぬ方針を明らかにした。 しかし消息筋によると、GAILはHaldia Petrochemicals Ltd (HPL)の権益買収の機会をIndian Oil Corporation(IOC)に奪われたことから、GCGSCLおよび同地域全体に対する関心を喪失したものと見られる。GCGSCLとHPL双方の権益を握る西ベンガル州政府は、中央政府石油天然ガス省の意向に従いHPLの権益をIOCに提供、GAILを袖にした。GAILはHPLの他、合成ゴム工場やGCGSCL等をワン・セットにした東部地区への投資に関心を抱いていたが、肝心なHPL権益をIOCに奪われたことから、東部地域全体に対する関心が薄れたようだ。