2004-12-17 ◆今会計年度の二輪車市場予想成長率17% 【ムンバイ】インドの二輪車市場は5-6%の値上がりに関わらず好調な成長が続いており、業界筋は2004-05年を通じた販売台数が、前年比17%増の656万台に達すると見ている。 エコノミック・タイムズが12月14日報じたところによると、インドの二輪車市場は2001-02年の434万台から2002-03年の505万台、2003-04年の561万台と、過去4年間に年率15-16%の成長を遂げて来た。二輪車所有コストの6%アップ、燃料の20%値上がり、金融コストの1.5%上昇にも関わらず、二輪車市場の成長基調は持続している。 順調なモンスーンに伴う農村部の購買力アップ、新モデルの登場、魅力的な金融スキーム等が二輪車販売の成長を支えたものと見られる。しかしガソリンの値上がりが、フェスティバル・シーズン後に、市況を冷却させるのではないかと、業界は懸念している。また都市部及び準都市部におけるモーターサイクルの普及率アップと新たなプレーヤーの参入で、現在の成長基調を維持するのは極めて難しい。アナリストらは、現在の成長基調を維持するには、値下げや景品等のインセンティブを継続してオファーする必要があると評している。 二輪車販売が年率10-13%の成長を遂げるなら、トップ所得層における二輪車普及率は2003年の55%から2010年までに63-67%に、中流所得層においても27%から34-36%に、それぞれ上昇するものと予想される。仮に成長率が20%以上ならトップ所得層における2010年の普及率は78%、中流所得層のそれは42%に達すると言う。