2005-01-10 ◆ONGC、2石油化学プロジェクトの実行目指す 【コルカタ】国営石油・ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、グジャラート州Dahejとカルナタカ州Mangaloreにそれぞれ石油化学コンプレックスを設ける計画を実行する方針だ。 エコノミック・タイムズが1月4日報じたところによると、ONGC筋はPTI通信に以上の消息を語った。それによると石油化学産業は年率15%の成長を遂げている。ONGCは傘下のMangalore Refinery and Petrochemicals Ltd (MRPL)が生産するナフサを用いてマンガロールに石油化学コンプレックスを設ける。 ダヘジにおけるプロジェクトに関しては、Petronetから年間250万トンの液化天然ガス(LNG)の供給を受けるとともに、独自のLNG輸入ターミナルを設ける認可も取得している。 同筋は、「石油化学コンプレックスのキャパシティーはなお検討中だが、経済的規模を備えたものになる」と語った。業界の常識からすれば、規模の経済性を実現するには、少なくとも年間400万-500万トンのキャパシティーを備える必要がある。ONGCはLNGから全ての炭化水素派生品を抽出し、石油化学事業の原料として用いるものと見られる。 石油天然ガス省は、当初「ONGCは中核とする石油・ガス探査事業に専心すべきだ」とし、同社の石油化学事業進出を歓迎せぬ意向を表明したが、トリプラ州におけるガス火力発電所の建設をONGCに委ねて後、その姿勢を変化させている。ONGCはトリプラ事業に約3500クロー(US$8.038億)を投資する計画で、Power Trading Corporationに同地で発電する電力の評価を委ねた。 一方、ONGCは液化石油ガス(LPG)の小売りビジネスにも進出する計画だが、政府は同計画に対する立場をまだ明らかにしていない。もし同計画が認められれば、ONGCは大きな利益を得られる見通しと言う。