2005-01-12 ◆エーザイ、インドを製造/R&Dハブに 【ムンバイ】日系製薬会社の先頭を切ってインドに営業拠点を設けたエーザイは、マーケッティングばかりでなく、調達、製造、研究開発(R&D)業務も手がけることを計画している。 エコノミック・タイムズが1月10日報じたところによると、Eisai Pharmaceuticals India(EPI)のDeepak Naik重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、エーザイはインドに臨床試験のための3つのセンターを開設、既にある種の臨床業務を手がけている。これらのセンターは、ニューデリーのAll India Institute of Medical Sciences (AIIMS)内と、ケララ州のShri Chitra Hospital内、そしてグジャラート州Ahmedabadに、それぞれ設けられている。 エーザイは数ヶ月前に完全出資子会社を設立した。同子会社は2005年半ばまでに営業活動を開始、また5月までに現場作業チーム(field force)を組織する。 手始めに、アルツハイマー病治療薬“Aricept”および胃潰瘍治療プロトン・ポンプ阻害剤(proton pump inhibitor)“Aciphex/Pariet”をインド市場に紹介する。エーザイは某多国籍企業とこれらの製品をインドで共同マーケッティングするものと見られる。両製品の世界売上は10億米ドルを超える。 次いで2006年には筋弛緩剤(muscle relaxant)“Myonal”を発売する。マハラシュトラ州Mumbaiを拠点にする当初資本金10クロー(US$230万)の新子会社は、インド市場にマッチした価格構造の構築を目指している。 エーザイは、これ以前には地元パートナーWockhardtと合弁で“メチコバール(Methycobal)”商標の神経衰弱症治療薬メコバラミン(ビタミンB12の一種)を、インド市場に紹介している。