2005-01-26 ◆家電製品、新年を迎え揃って値上がり 【ムンバイ】過去4年間下降の一途を辿って来た冷蔵庫、洗濯機、エアコン等の家電製品価格が今年1月に入って以来一転して急上昇している。 エコノミック・タイムズが1月24日報じたところによると、LG、Samsung、Godrej、Whirlpool等の業界メジャーが6-10%値上げする中で、家電製品の販促活動は目立って減少した。業界筋は、値上がりが購買意欲を冷却させ、消費者の間に反発を生じさせるのではないかと懸念している。過去7年間に家電製品販売の伸びが4-6%の水準を超えたことはなかったが、耐久消費財の価格は2000年以来25-30%下降した。 Mirc EectronicsのGulu Mirchandani会長兼MDは、「石油価格が下降するか、新年度予算に減税措置が盛り込まれるなら、値上がりは鎮静するものと予想される。現在の値上がりはインプット・コストの上昇に伴うもので、ボトムラインの防衛措置と言える」と語った。 市場調査会社ORG-GFKのBhuvan Singh参事(associate director)は「潮流の変化は昨年12月から始まった。冷蔵庫市場には買い換え需要が既に存在するが、洗濯機などは依然として普及率が問題視されており、値上がりは懸念材料」と指摘した。 業界筋によると、昨年までは、価格はカテゴリーを問わず最低水準に有り、一層値下がりする余地はなかったと言う。 Samsung IndiaのR Zutshi取締役(マーケッティング)は「誰もが大幅な値上げを行った。主にインプット・コストの上昇で価格は明らかに底入れした」と語る。 業界コンサルタントのKS Raman氏は、「現在の動向は逆流であり、長期にわたり値下がりに慣らされて来た消費者の間に少なからぬ反発が生じるものと予想される」とコメントした。