2005-02-04 ◆被雇用者積立基金金利を9.5%に引き上げ 【ニューデリー】インド政府は、被雇用者積立基金(EPF:Employees Provident Fund)の利率を2002-03年に遡って9.5%に固定すると発表した エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが2月3日報じたところによると、同レートは2002-03年、2003-04年、2004-05年に適応される。年金基金(PPF/GPF/EPF)金利は、前政権時代の2001-02年に11%から9.5%に引き下げられたが、労働省と中央信託局(CBT:Central Board of Trustees)は昨年8月に暫定措置としてさらに8.5%に引き下げると発表していた。したがって今回の措置は、8月の暫定利率から100ベイシス・ポイントの引き上げになり、2700万(ET紙)-4000万(IE紙)EPF会員に恩恵を及ぼす。 ちなみに統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)に閣外協力する左派政党は、8.5%への引き下げに反対、また労働省と大蔵省も同レートを巡り意見の対立を来していたため、暫定利率はこれまで公布されなかった経緯がある。 EPF資金は一般に平均8%の金利で貸し付けられており、譬え預金利子を8.5%に引き下げても206クロー(US$4731万)の赤字になるが、9.5%であれば赤字幅は907クロー(US$2.08億)に拡大する見通しだ。 政府はこの日の閣議でテレコム部門の外資上限を74%に引き上げることを含む、一連のビッグバン改革措置を決めており、EPF金利の引き上げが左派政党をなだめる手段に利用された感が有る。左派政党幹部は、これに先だって「首相はEPFレートを9.5%に固定することを認めた」と語っていたと言う。