2005-02-28 ◆またしてもHonda vs Honda 【ニューデリー】Hero Hondaが2006年までにスクーターを発売する計画を明らかにしたのもつかのま、Honda Motorcycles & Scooters Indiaが100-125ccレーンジ・モーターサイクルの発売を検討しているとの噂が伝えられている。 インディアン・エクスプレスが2月25日報じたところによると、100-125ccバイクはHero Hondaの主要収入源であり、同社のSplendorおよびPassionが同セグメント市場を独占している。これ以前には、HMSIが48%のシェアを握るスクーター市場にHero Hondaが参入する方針を確認しており、両市場で姉妹会社が激突することになる。 HMSIのマーケッティング・ディレクター、井口氏は「ホンダの二輪車ロゴ(翼)の認知を高めるようなボリューム・モデル、フラッグシップ・ブランドを売り出すことを検討している」と語り、ボリューム市場に照準を合わせていることを確認した。 今年初10ヶ月間(2004/4-2005/1)に販売された410万台のモーターサイクルの85%が100-125ccセグメントに属しており、Hero HondaのSplendourとPassionが同セグメントの50%のシェアを占めている。 井口氏によると、HMSIは190クロー(US$4364万)を投じて同社初のモーターサイクル・モデル“Unicorn”の年間生産能力を2倍(30万台)に拡大する計画だ。現在Unicornの購入待ち時間は平均4週間にのぼり、早急に製造能力を拡張する必要がある。昨年9月の発売以来1月までに累積3万7300台が販売された。同社は輸出市場の開拓も検討しており、取り分け中東方面にUnicornの潜在需要が見込まれると言う。 マーケッティング顧問のYoichi Mizutani氏によると、次期会計年度には20万台の販売と輸出の15%増を目指している。HMSIは2004年には欧州とメキシコにスクーター2モデル、ActivaとDioを合計3万6000台輸出した。 井口氏によると、スクーターは長期的に二輪車市場全体の35%の水準を維持するものと見られ、同社はインドをスクーターの輸出ハブにすることも検討していると言う。