2005-03-16 ◆ソニー、SABテレビ・ブランド買収 【ムンバイ】ソニーの放送事業部門SET Satellite (Singapore) Pte Ltd (SETシンガポール)は、Sri Adhikari Brothers Television Network Ltd (SABTNL)から、後者の完全出資子会社SAB TVのブランド/延べ1305時間のプログラム/関連資産を1300万米ドルで買い取る契約を結んだ。 インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが3月15日報じたところによると、ソニーは、インド国内においてAXNとAnimaxの他、Sony Entertainment Television (SET)を通じ、ソニー・チャンネルとSET Maxチャンネルを所有している。 SETシンガポールが今回取得した延べ1305時間のプログラムは、SAB TVの6500時間以上のコンテンツの約20%に相当するが、SET India Private Limited(SETインディア)は別途、SABTNLと75クロー(US$1723万)相当のプログラム・アレンジメント契約を結んだ。 SABTNLのMarkand Adhikari副会長兼MDは、「これにより長期債務の返済/設備や機材への投資/ボトムラインの改善/他のジャンルのコンテンツ開発等に必要な資金を手にすることができる」と語った。 SABTNLのステートメントによると、同社は依然として土地、建物、設備、機材等の主要有形資産と5200時間以上のプログラムを保持しており、今回の取引はSABTNLの株主構成に影響を及ぼさない。同社は今後、中核とするコンテンツ・プロダクションに力を集中する。 今回の取引収入は、スタジオ/プロダクション・ポストプロダクション設備等のコンテンツ制作インフラの増設やアップグレード、アニメーション・プログラム・インフラの整備、国際市場におけるコンテンツ・ビジネス機会の開拓等に充当する。 SABTNLはまた今月中に時事ニュース・チャンネル“Janmat”とマラーティ語チャンネル“Mi Marathi”を開局すると言う。 アナリストによると、ソニーはSAB TVのニッチ・アワー・チャンネルを手に入れることができ、SABTNLは引き続き地上放送業者向けプログラムを制作できると言う。