2005-03-16 ◆国際後発医薬品大手、インドに大挙進出も 【ムンバイ】世界の後発医薬品(generics)市場のシナリオは書き換えられつつあり、インドが主要舞台として浮上しつつある。Teva、Watson、Ivax、Pliva等のジェネリクス・メジャーは既にインドに橋頭堡を築き、投資機会を探っている。 エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが3月12/13日報じたところによると、ABN AMRO Bankが先週マハラシュトラ州Mumbaiで主催した『世界後発医薬品会議(ABN AMRO Global Generic Pharmaceutical Conference)』には、世界の後発医薬品会社25社の代表が参集、インドにおける提携や合併買収(M&A)問題を討議した。 アイスランドの年商5億9000万米ドルの製薬会社ActavisのRobert Wessman重役(CEO)は「製薬ビジネスを手がけようと思うものは、今やどうしてもインドにプレゼンスを築かねばならない」と指摘した。2004年にインドにActavis Pharmaを設けた同社は薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)、完成医薬品、製剤開発、契約研究、臨床試験、契約製造等の領域のアウトソーシングや投資機会を探っている。最近、臨床試験機関Lotus Pharmaを2000万ユーロで買収したActavisは、マハラシュトラ州Pune拠点のEmcureと委託製造契約を結び、Puneで製造した薬品を米国に輸出している。Wessman氏によると、向こう4年間に450億米ドル近くの薬品の特許権が切れるため、インドの後発医薬品会社が主要な役割を演じることができると言う。 Abrika PharmaceuticalsのJames New重役(CEO)も「興奮のレベルは最高度に達しており、世界市場で成功を望むならインドに関わらざるを得ない」と語った。 IvaxのFrank Condella社長(欧州担当)は「多くの国がインドの低コストとキャパシティーに頼ることになるだろう」と指摘、「早い時期にインド進出を果たしたIvaxは目下地元企業との提携拡張を図っている」と語った。 ABN AMRO BankのTon GardeniersMD兼保健・化学品担当国際主任は「後発医薬品産業が急成長中の西側諸国にとっては、高度な化学技術、コスト優位、トップエンドの製剤技術を備えたインドとどうつきあうかが次の大きな課題」と指摘した。