2005-05-04 ◆アルミニウム価格、トン当たり3250ルピー下降 【ムンバイ】国内のアルミニウム・メーカーは、ロンドン金属取引所(LME)価格の軟化を受けて、トン当たりアルミニウム価格を3250ルピー(US$75)ほど引き下げた。 インディアン・エクスプレスが5月3日報じたところによると、National Aluminium Company Ltd (Nalco)、VedantaグループのBharat Aluminium Company Ltd (Balco)、そして Aditya Birlaグループ傘下のHindalco Industriesは、何れもトン当たり価格をこれまでの9万6850ルピーから9万3600ルピー(US$2150)に引き下げた。 Hindalcoは2005年3月1日、新年度予算に盛り込まれた輸入税の合理化に伴いトン当たり1000ルピー値下げしたが、4月1日にはトン当たり3500ルピー値上げしていた。 世界のアルミニウム需要は中国の需要に支えられ2004年に9.3%の成長を見たが、今年の成長率は米国/西欧/中国の需要軟化から4-5%に減速するものと予想されている。インドのアルミ企業は、ルピーの対米ドル相場が過去2年間に7.2%強化した影響も受けている。これらの企業の収入は米ドル建てであるのに対し、支出はルピー建てのため、ルピーの強化はこれらの企業の業績に深刻な影響を及ぼす。加えて輸入関税がASEANレベルまで大幅に引き下げられたことからアルミ会社のマージンは一層の縮小を見た。しかしHindalcoは高付加価値製品に照準を合わせたことにより、営業マージンの改善を見ている。