2005-05-06 ◆向こう3年間の繊維産業投資US$52.8億 【ニューデリー】インドの繊維産業部門には2007年までに2万3000クロー(US$52.82億)の投資が行われ、内8000クロー(US$18.37億)は2005年中に投資される見通しだ。 ビジネス・スタンダードが5月2日伝えたところによると、小売りコンサルタント会社KSA Technopakの『2005年繊維衣料投資自信指数調査(Textile and Clothing Investment Confidence Index Survey 2005)』報告書は以上のように見通す一方、「2010年までに年間300億米ドルの繊維輸出目標を実現するには、依然として不十分」と付言している。KSA TechnopakのArvind Singhal会長によると、以上の輸出目標を実現するには6万5000~7万クロー(US$149.29億-160.77億)の投資が必要とされる。 今回の調査には指導的繊維会社75社と衣料会社64社が回答しており、国内繊維・衣料産業のほぼ35%をカバーしている。予想される投資額は、目標の3分の1に過ぎないにも関わらず、回答者のほぼ90%が300億~400億米ドルの輸出達成に自信を表明しており、業界の輸出見通しと、実際の投資額に大きなギャップが存在する。 懸念材料としては、繊維・衣料産業部門への外国直接投資(FDI)の欠如が指摘された。実際、これまでのところほんの一握りの外国企業がインドに進出しているに過ぎない。 調査回答者は特別経済区(SEZ)及び繊維産業パークを、ビジネス上のメリットとしてよりも制約要因と見ている。労働集約型の繊維企業が1つの場所に集中すれば、労働者の奪い合いが生じると言うのが、その理由。 繊維業界の理想的投資地としてはグジャラート州の支持率が最も高く、以下タミールナド州、マハラシュトラ州、カルナタカ州の順。回答者の60%が将来の投資は現在拠点を設けている州や都市に行うとしている。