2005-05-27 ◆ブラウン管メーカー、設備拡張に拍車 【ニューデリー】旺盛な国内需要と輸出需要に支えられ、カラー・テレビジョン(TV)の販売が急増する中で、国内カラー・ブラウン管(CPT:colour picture tube)メーカーは設備拡張に拍車をかけている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによると、CPT販売は国内市場だけで約15%の成長を遂げており、こうした成長は向こう数年維持される見通しだ。こうした中で国内の主要CPTメーカー、Samtel ColorとHotline Groupは、それぞれ設備拡張のための投資計画を準備している。Samtelは今会計年度末までに年間製造能力を1000万ユニット以上に600万ユニット前後拡張する。Hotlineもまた年間製造能力を現在の600万ユニットから2005年末までに1000万ユニットに拡大する方針だ。 Samtel Color LtdのRavi Saxena財務担当GMによると、260クロー(US$5971万)を投じて、生産ラインを2本増設する。これには29インチのスーパー・フラット製品の生産ラインが含まれる。同社はこの種のブラウン管をインドで最初に製造することになる。29インチ・フラットCTVは目下、CTV市場の4%のシェアを占めるに過ぎないが、今後急速に成長するものと予想される。現在、CTVメーカーはこの種のブラウン管を輸入している。もう一つのフォーカス・エリアは21インチ・フラット・セグメントで、現在この種の製品はCTV市場全体の約25%のシェアを占めている。目下のところ21インチ・フラット・ブラウン管の製造ラインは1本だが、これも拡張する。 昨年の国内CPT市場規模は1000万ユニットだったが、数年内に1500万ユニットに拡大するものと見られる。Samtelは売上の30%を輸出で稼ぐことを目指しており、輸出市場の動向にも楽観的見通しを抱いている。 Hotline GroupのD.C. Mathur重役(JMD)によると、同社は設備拡張にこれまでに既に多額の投資を行ったが、さらに50~60クロー(US$1148万-1378万)を追加投資、生産ラインを増設する計画と言う。