2005-06-10 ◆デュポン、インフラ産業領域進出目指す 【名古屋】DuPontは、インドの農業、コーティング、彩色技術(colour technologies)領域の他、インフラストラクチャー産業への進出に本腰を入れる。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが6月8日報じたところによると、デュポンのChad Holliday会長兼CEOは7日、愛知万博会場で記者会見し、以上の消息を語った。それによると、インドはデュポンの伝統的な事業拠点で、これまで同社はコーティング・ビジネスへの進出に努めて来たが、インド政府はインフラストラクチャー市場を開放しつつあり、デュポンも同市場にプレゼンスを築く計画だ。 現在、インドでは農業/栄養剤/殺虫剤/自動車用塗料/染料/電子/通信/機能材料(performance materials)等のビジネスを手がけており、年間売上は約3億米ドル、年率30%の成長を遂げている。 農業領域における予防/殺虫剤ビジネスの市場潜在性は大きい。取り分け綿花用殺虫剤DuPont Avauntの販売は極めて良好だ。グジャラート州Savliに同製品の製造施設が設けられている。同工場には他の農作物保護製品を製造する別に2つのユニットも存在する。同地には液体包装システムと再仕上げ(Refinish)ブレンディングのためのユニットも設けられている。この他、ある種のエンジニアリング・ポリマーも手がけている。この種の製品は道路の耐久性を向上させることができ、Indian Railwayも使用している インド市場は確かに急成長しているが、依然として規模が小さいため、目下のところインドに新たな製造施設を設ける計画はないと言う。