2005-06-10 ◆ウォールマート、インド業務最高経営者候補者物色 【ニューデリー】世界最大の小売り企業、Wal-Mart Stores Incは、インド政府の承認を待たずに、インド国内における小売りビジネスのリクルート活動を開始したようだ。 インディアン・エクスプレスが6月9日伝えたところによると、これは、WMGS Singapore Pteのカルナタカ州Bangaloreベースの支社が最近、インドにおける商品購買業務スタッフをリクルートしたのに続くもの。消息筋によるとウォールマートは、インド業務の最高経営者(CEO)を選考するため、コンサルタントの指名を準備している。とは言え関係交渉はなお初歩的段階にあるようだ。 世界的にはウォールマートのリクルート活動のコンサルタントはHeidrick & Struggles(H&S)が務めている。H&Sはインドにも営業拠点を有するが、同社がインドにおけるウォールマートのコンサルタントを務めるか否かは定かでない。何れにしてもウォールマートは近日中に方針を決めるものと見られる。 業界筋によると、インド・ビジネス立ち上げの采配を振るうCEOには、小売りビジネスとローカルの事情に通じた最適な人材を精選する必要がある。しかしインド小売り産業のタレントは限られている。 Wal-Mart InternationalのBeth Keck取締役(法人業務担当)は、「現在その種の問題を云々するのは若干時期尚早」と指摘した。同氏によると、実際のところウォールマートのインドにおける状況は変化していない。先ず政策転換が必要だが、それは政府の問題である。新政策の内容が明らかになるなら、インド・ビジネスの戦略を練る条件が整うと言う。 とは言え、事態は動き始めており、ウォールマートは地元企業との合弁の根回しを既に開始しているようだ。