1995-10-17 ◆<比・中>船員の国際市場供給でライバルに 【マニラ】中国は将来フィリピンに代わり、世界最大の船員供給国として浮上する見通しだ。 船員リクルートに関する国際会議“ロイズ・シップ・マネージャー・フィリピン・マンニング・アンド・トレーニング・コンファランス”の席上ウォーレム・グループのハリー・ギルバートの重役(CEO)が語ったところによれば、中国は30万人の船員のプールが有り、フィリピンの35万人に匹敵する。しかしながら海外で勤務するフィリピン人船員は16万人にのぼり、国際市場をほとんど独占している。これに対して外国船に乗り組む中国人船員は全体の10%に過ぎない。中国船員の国際市場進出は英語力の面で大きな障害に直面してきたが、中国の学制改革にともないこの方面の障害も克服されつつ有る。また国際海上安全議定書(SLS)を批准した中国船員の質は国際水準を満たしている。これに対してフィリピン船員の質は訓練施設の立ち後れで、欠陥が目立つ。また中国の雇用システムが終身雇用制から契約方式に移行しつつ有ることも、中国船員の国際市場進出を加速していると言う。(BT:10/16)