2005-07-11 ◆日立に対する公開買付命令は無効:証券業上訴廷 【ムンバイ】証券業上訴廷(SAT:Securities Appellate Tribunal)は6日、インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)が日立にAmtrex Hitachi Appliances Ltd (AHPL)株の公開買い付けを求めた命令を無効とする裁定を下した。 ザ・ヒンドゥーが7月7日伝えたところによると、SATは、SEBIの命令は外的要因の影響を受けており、SEBI自身のそれ以前の立場とも矛盾していると判定した。それによるとSEBIはその判断過程において独立性を維持せねばならず、外的要因の影響を受けてはならない。SEBIは当初、企業買収規則には違反していないとの判断を示しながら、ある種の利害を有するものの陳情をベースに公開買付を命じた。陳情者はSEBIの措置を歓迎したが、陳情者もSEBIにその措置を撤回させるような影響力を行使することはできないと言う。 日立はLalbhai GroupからAHPLの19.37%の持ち分を1株41.63ルピーで買い取ることで、後者と合意、同取引は2003年1月18日に完了した。SEBIは同取引が完了する以前にこれを許可したが、2004年4月17日になって、日立に対しSEBI『1997年大量株式購入・企業買収規則(Substantial Acquisition of Shares and Takeover Regulation, 1997)』に基づき公開買付を行うよう命じた。当時一般投資家の持ち分は26.23%だった。