2005-08-12 ◆半導体業界、即戦力学卒養成パイロット計画に着手 【バンガロール】インドの半導体企業は2つの業界組織を通じ、主要理工系大学と提携、即戦力になる学卒者を養成するパイロット計画に着手した。 ビジネス・スタンダードが8月11日伝えたところによると、インド半導体協会(ISA:India Semiconductor Association)とインド超大規模集積回路協会(VSI:VLSI Society of India)は10日、Visveswaraya Technological University (VTU)と、半導体領域の『学生育成』、『学部訓練』、『学部研究』に関する合同会議を創設する覚書を交換した。 VSIのBiswadip Mitra会頭とVTUのBalaveera Reddy副総長はこの日共同会社会見し、以上の消息を語った。それによると、University Gateway Initiative(UGI)と命名されたパイロット計画は、VTUのEラーンニングwebサイトとISAのwebサイトを通じて進められ、VTU傘下の5センターとカレッジが参加する。半導体会社は、これらのポータルを通じ学生に情報/プロジェクト/コースに関わるデータベースを提供する。UGIは当面、VLSI設計等を選考する大学院生に照準を合わせ、半導体業界は、半導体関連学士コース・カリキュラム立案に際しても主要な役割を担う。 ISA幹部のSatya Gupta氏によると、ISAは今年後半から全国の理工科系カレッジ30校と提携し、超大規模集積回路(VLSI:very large scale integration)/アナログ信号/無線周波数(RF)設計等の先端領域における大学院生1500人と教師100人の訓練に着手する。 Texas Instruments IndiaのMitra重役(MD)によると、アナログやRF設計の訓練には数年を要するが、UGI計画により基礎訓練に要する時間を2分の1に短縮できる。今日半導体業界は必要なスタッフの5~15%を大学から直接雇用し、残りは他社との競争により獲得している。新イニシアチブはこうした状況を直ちに変えることはできないが、数年後には、良質なエントリー・レベル・エンジニアの供給確保に大いに貢献するものと期待されると言う。