2005-08-29 ◆公共部門製油会社、US$145億投資準備 【ニューデリー】公共部門の石油精製会社はインドを石油製品の輸出ハブにするため、新製油所の建設や既存製油所の拡張・近代化、製品品質の向上プロジェクト等に総額6万3348クロー(US$145.49億)を投資する。 インディアン・エクスプレスが8月27日伝えたところによると、Mani Shankar Aiyar石油天然ガス相は25日催された国会諮問委員会会議の席上、以上の数字を明らかにした。それによると、昨年(2004-05)の石油製品輸出は2万8372クロー(US$65.163億)をマーク、間もなく宝飾品の輸出額を上回る。 シンガポールの製油マージンが1バレル8.05米ドルであるのに対し、インドのそれは3.9米ドルに過ぎない。このためインドは輸出に照準を合わせ、石油精製部門への外国直接投資を奨励、急成長するアジアと欧州市場をターゲットに石油製品の輸出を拡大すべきである。 インド国内の石油精製キャパシティーは目下年間1億2737万トンで、2007年までに年間2633万トンのキャパシティーが追加される。これらのプロジェクトには、Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)Mumbai製油所の240万トン拡張、同Vizag製油所の83万トン拡張、Bharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)Mumbai製油所の510万トン拡張、Indian Oil Corporation (IOC)Panipat製油所の600万トン拡張、Essar Oil Ltdのグジャラート州Jamnagarにおける1200万トン新製油所建設が含まれる。 この他、Paradipに年間処理能力900万トン、Bhatindaに同900万トン、Binaに同600万トンの新製油所の建設が計画されており、Reliance Industries Ltd(RIL)Jamnagar製油所の同4000万トン拡張、IOCPanipat製油所の同300万トン拡張、IOCKochi製油所の同200万トン拡張も計画されている。 国内における2006-07年の石油製品年間消費量は1億2040万トンと見積もられる。第11次五カ年計画の完了時点の国内年間製油能力は2億1000万トン、国内需要は1億4400万トンで、余剰は輸出される。 一方、2010年までに燃料の品質向上計画に1万4400クロー(US$33.073億)、石油化学計画に1万1046クロー(US$25.3697億)、原油処理/新製品施設に2600クロー(US$5.9715億)が投資される。 石油精製会社はこれまでにEuro-I等級製品施設に1万クロー(US$22.967億)、Euro-II/III等級製品施設に2万5000クロー(US$57.4184億)を投資、今後さらにEuro-III/IV等級製品施設に1万4400クロー(US$33.073億)を投資する予定だ。