2005-09-02 ◆MobiApps、衛星通信用専用集積回路開発 【バンガロール】カルナタカ州Bangaloreを拠点にロジスティクス/テレマティクス/工業用の地上・衛星通信技術を提供するMobiApps India Pvt Limited(MIPL)は、様々なアプリケーションに応用できる専用集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)を用いた一連の製品の発表を準備している。 ビジネス・スタンダードが8月31日報じたところによると、MIPLのカントリー・ヘッド、Amitabh Satyam氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、シンガポール拠点のMarble Arch and 3iにより設立されたMIPLは、目下Orbcomm社の低軌道周回衛星(LEO:Low Earth Orbit)を利用した衛星通信モデムのASIC設計に取り組んでいる。 『m1375 RF』と命名されたASICは、インドで開発された最先端の集積回路。衛星通信用トランシーバー等に応用可能な、カスタム複合信号RF(custom mixed signal radio frequency)ASICで、衛星通信用トランシーバーの製造コストや消費電力を大幅に引き下げることができる。 MIPLは、バンガロールで同ASICを応用した新装置も開発。米国Boeing Corpが同新製品の検査と認証手続きを進めている。今年末までに製造が開始される同製品は、海事、自動車、エネルギー、テレマティクス等の領域において利用でき、国際海運会社はコンテナの移動を、運送会社はトラックの動きを、追尾できる。このためMIPLはGeneral Motor/Mahindra & Mahindra/Tata等とOEM方式による納入交渉を進めている。 MIPLは通信用チップセット、無線電話モジュール、遠隔監視システム/追尾システム/その他の機器管理用ソフトウェア・プラットフォームの指導的なメーカーで、シンガポール政府からトップ20急成長企業に認定された。世界各地の顧客からのリアルタイム車両追尾システムの開発・据え付け注文にも応じている。Indian Oil Corporation(IOC)は傘下の石油タンカー6000隻に、MIPLの『m-Track』を導入している。 MIPLは今会計年度、5000万米ドルの売上げ達成を目指していると言う。