2005-09-07 ◆IT企業の売掛金回転日数、6月期に改善 【チェンナイ】主要ソフトウェア企業の売掛金回転日数(DSO:Debtor day or days sales outstanding:売掛金の売上げに対する比率)は2005年3月期に顕著に上昇した後、2005年6月期にはより穏やかなレベルに戻った。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月5日報じたところによると、Infosys Technologies/Wipro Technologies/HCL TechnologiesのDOSは2005年3月期にピークに達したが、2005年6月期には、何れも下降した。 売上げが増大し、DOSが下降するなら、キャッシュフローは改善するが、逆に売上げが下降し、DOSが上昇するならキャッシュフローは逼迫、経営は困難に陥る。 Infosysの2005年6月期四半期のDOSは59と、2004年6月期の58、2003年6月期の52を上回ったが、2005年3月期の68に比べ下降した。同様にWiproの05年6月期DOSは61と、前年同期の57を上回ったが、2005年3月期の70を下回った。HCLの05年6月期DOSは63と、前年同期の61を上回ったが、2005年3月期の68を下回った。Infosysは今年3月期四半期にDOSがピークに達したことについて、組織再編等で顧客の支払いに遅れが生じたとしている。 しかしCognizant Technology Solutions/Satyam/Mphasis Technologiesの2005年6月期四半期のDOSは3月期四半期に比べても上昇している。取り分けCognizantの05年6月期DOSは71と、前年同期の50、前々年同期の45、そして05年3月期の56を上回り持続的上昇基調を辿っている。同社のGordon Coburn重役(CFO)は、「6月期の売掛金回収率は予想を下回った」とするとともに、一部の顧客に対するインボイスの発送が契約更新に伴い遅れたことがその理由の一つと指摘した。