2005-09-16 ◆繊維機械産業のブーム到来 【スラト】南部グジャラート州の繊維産業が低迷期を脱する中、織機・紡績機等の繊維機械産業や繊維加工産業がブームを呼んでいる。 ビジネス・スタンダードが9月13日伝えたところによると、繊維産業が競争力を維持するため積極的に新技術を導入する中、Himson、Alidhra、Premier、Sutex、Aalidhra等の繊維機械メーカーは好況を謳歌している。 グジャラート州Surat拠点の指導的繊維機械メーカー、Alidhra Textile Engineers LtdのHansraj Gondalia会長は「多くの繊維会社が最先端の機械の導入に拍車をかけているため、機械メーカーが活況を呈している」と語った。 スラトでは力織機(Powerloom machinery)やTFOより糸機(yarn preparatory TFO twister machines)が製造されているが、紡績機(Spinning machines)は欧州や中国から輸入せねばならない。繊維産業の年間設備投資は1000クロー(US$2.3億)前後と見積もられ、内25%をスラトの繊維機械メーカーが受注しているものと見られる。繊維機械メーカーは海外需要の拡大によっても潤っている。やはりスラトをベースにする繊維機械メーカー、Himson Engineeringは製品の20%を、Alidhraは5~7%を、それぞれ輸出している。Himson Engineering幹部は、「国産品の信頼性が向上し、低価格の国産繊維機械の需要が高まっている」と語った。Gondalia氏は、「多くの繊維業者が当初低コストな中国製機械を輸入したが、その品質、信頼性の低さに気づき、中国からの輸入が大幅に減少した。このことが、地元メーカーに幸いした」としている。 J C MachineryのIndravadan Mahadevwala氏によると、HimsonやAlidhra等の企業は国際市場にもプレゼンスを有するため、市況変動の影響をそれほど受けないが、輸出能力に劣る中小繊維機械メーカーは、国内市況変動の影響を受けざるを得ない。スラトには2ダースを超える繊維機械メーカーが存在するが、HimsonやAlidhraほどのビジネス規模を有するものは希である。中小プレーヤーの顧客ベースはスラトとその周辺に限られ、手がける品目も少ないため、市況の変動を受けやすいと言う。