2005-09-23 ◆西ベンガル州政府、ケミカル・ハブ事業に注力 【コルカタ】西ベンガル州政府は同州Haldiaにおけるケミカル・ハブ事業への投資家を物色している。既にIndian Oil Corporation (IOC)、Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)、Reliance Industries Ltd(RIL)、Hindujaグループ等がケミカル・コンプレックス計画に関心を表明している。 ビジネス・スタンダードが9月20日伝えたところによると、州政府は、化学・肥料省の最終認可が下り次第、ケミカル・ハブのインフラストラクチャーを開発する特殊会社(SPV:special purpose vehicle)を設立する計画で、Infrastructure Leasing and Financial Services (IL & FS)に同SPVへの出資を求める意向だ。その実、IL & FS Infrastructure Development CorporationはHaldia Development Authority (HDA)と合弁で、Haldia Integrated Development Agency Ltd (Hidal)と称するSPVを既に設けている。Hidalは、Haldiaの物理インフラの整備を主目的にしている。 西ベンガル州政府工業部のSabyasachi Sen次長によると、工業部は来週月曜に詳細計画報告書(DPR)の詰めを行う。国際コンサルタント会社Mott Mcdonaldがケミカル・ハブのDRPを準備しており、DRPは10月末までに完成する見通しだ。 州政府は、Kolkata Port Trust(KPT)にも計画への参画を求める。何故ならケミカル・ハブを実現するには、Haldiaドックのアップグレードが欠かせず、喫水の深いJelinghum付近により多くの港湾施設を設ける必要がある。 州政府はケミカル・ハブに対する大型投資家を物色している。何故ならケミカル・ハブにはマザー・ユニットが必要なため。この種の大型投資はHPLの事業多角化である可能性もあり、IOCの新ユニットかも知れない。州政府はRILやHindujaにも接触している。The Chatterjee Group(TCG)が新製油所を設ける可能性も否定しない。Sen次長は「TCGがそれを希望するなら、そうすることができる。ビジネスはビジネスだから」と指摘した。ちなみにTCGと西ベンガル州政府はHPLへのIOCの出資問題を巡り、法廷で争っている。