2005-10-03 ◆国営火力発電会社、燃料不足で水力発電に注力 【ニューデリー】深刻な燃料不足に直面する国営火力発電所NTPC(National Thermal Power Corporation)Ltdは、8件、合計4442MW(メガワット)の水力発電プロジェクトを計画、水力発電事業に本腰を入れる構えだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月30日、NTPC筋の消息として報じたところによると、この内3件、合計1920MWのプロジェクトは既に開発中で、今計画期間末までに別に5件合計2522MWのプロジェクトに着手する。 現在既に着手しているヒマチャルプラデシュ州Bilaspurにおける800MWのKoldamプロジェクトは2008-09年に、600MWのLoharianag Palaプロジェクトと520MWのTapovan Vishnugadプロジェクトは2010年までに、それぞれ稼働する。 以上の計画の合計発電能力は、国営水力発電会社National Hydroelectric Power Corporation(NHPC)の既存発電能力3615MWを上回る。 NTPCはこれまで石炭とガス・ベースの発電所の建設と経営をもっぱら手掛けて来た。しかし石炭とガスの供給不足が将来も続くものと予想されるため、燃料を多角化し、総合的エネルギー公益事業会社への変身を図っている。これに伴い社名もNational Thermal Power CorporationからNTPC Ltdに変更した。現在約2000MWの水力発電プロジェクトを手掛けているが、別に5361MWのプロジェクトの詳細プロジェクト報告書(DPR:detailed project report)を準備していると言う。