2005-10-07 ◆鋼材トン当たり200-250ルピー値下がり 【ムンバイ】建設部門の需要が軟化したことからマハラシュトラ州Mumbaiにおける鋼材価格は10月1日以来各カテゴリーにわたりトン当たり200~250ルピー下降した。 ビジネス・スタンダードが10月4日伝えたところによると、目下、鋼塊(steel ingot)のトン当たり価格は1万9000ルピー、プレート及び熱間圧延(HR)コイルは同2万8000~2万8500ルピー、冷間圧延(CR)コイルは同3万3000~3万4000ルピーとなっている。鉄道/道路/公益事業/住宅建設領域の鋼材需要は、インフラの開発活動が雨期シーズンにほとんど停止したことから大幅に下降、加えて洪水の被害で道路や鉄道等のインフラが寸断されたため、一層の落ち込みを見た。しかしムンバイにおける建設活動は11月第1週には再開される見通しのため、そのころには需要が上向くものと見られる。 ムンバイ拠点の鋼材トレーダー、Soorajmull Baijnath LtdのD R Gupta取締役は「洪水の被害を受けた住宅等は早急に修復する必要が有るため、雨期の終了とともに建設活動はピークに達し、鋼材価格も回復するだろう」と予想した。 一方、原料や加工コストの上昇で鋼材トレーダーの利益マージンは縮小している。昨年のトン当たりマージンは500ルピーだったが、現在は250ルピーになっている。世界的に鉄鋼産業の拡張が続く中、鉄鉱石、銑鉄、海綿鉄、苦灰石、コークス用炭等の原料価格は上昇の一途を辿っている。電力料の上昇もマージン縮小の要因になっていると言う。